韓国の「パンテック」が会社売却へ 中国企業が買収に「名乗り」か=中国メディア

中国メディアのcnBetaは27日、韓国の携帯電話メーカーのパンテックにとって今年は非常に苦しみに満ちた1年になったと伝え、「破産申請を行ったパンテックは会社の売却を決定した」と報じた。
記事は、パンテックが26日に買収意向書の受付を開始することを発表したことを伝え、買収の意向を持つ企業は10月7日までに入札価格を提出する予定と紹介。さらに、パンテックが売却を決定した理由について「継続企業価値が3820億韓国ウォン(約398億円)と、会社の解散価値である1890億韓国ウォン(約197億円)を上回ったためと見られる」と伝えた。
続けて、業界関係者の話として、買収の有力候補は韓国の携帯電話事業者であるSK Telecomだとしたほか、サムスンやLG、現代自動車といった韓国企業や、インドの総合電機メーカーであるMicromax、中国の携帯電話メーカーであるファーウェイやレノボ、小米(シャオミ)も入札に参加する可能性があると紹介した。
記事はパンテックがスマートフォン市場における熾烈な競争に敗れ、2013年から6四半期連続で赤字を計上していたことを伝えた。(編集担当:村山健二)(写真はcnbetaの26日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアのcnBetaは27日、韓国の携帯電話メーカーのパンテックにとって今年は非常に苦しみに満ちた1年になったと伝え、「破産申請を行ったパンテックは会社の売却を決定した」と報じた。(写真はcnbetaの26日付報道の画面キャプチャ)
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2014-09-29 07:30