日経平均寄り付きは109円高、米国株高、円安進行を好感
29日の日経平均株価は、109円17銭高の1万6339円03銭で取引をスタートした。
前週末のNYダウは米GDPの好調などを好感し167ドル高と反発。また、外国為替市場で1ドル109円台半ばまで円安が進んだことで、日本株の買い材料なった。
個別株では、今2月期予想を増額修正したアオキスーパー <9977> や、米ボーイングの787型機に主翼部材を供給する日機装 <6376> が買い気配。8月中間期業績と自社株買いを発表したDCMホールディングス <3050> や、エボラ熱関連の材料が意識された富士フイルムホールディングス <4901> も買い気配となっている。
ほかにも、9月中間期の業績拡大が観測されたコニカミノルタホールディングス <4902> や、サンバイオの米子会社と脳梗塞治療剤を共同開発する大日本住友製薬 <4506> が強い動きをみせている。
一方、8月中間期の営業利益大幅減が観測されたイオン <8267> が軟調。9月中間期は5%営業減益と見通されたキッコーマン <2801> が弱含んでいるほか、第1四半期業績は増益を確保した三益半導体工業 <8155> が大幅安となった。(編集担当:片岡利文)
29日の日経平均株価は、109円17銭高の1万6339円03銭で取引をスタートした。
japan,economic
2014-09-29 08:30