DCMが1月の年初来高値を更新、自社株買いなど好感

 DCMホールディングス <3050> が買い気配でスタートし、午前9時35分に38円高の779円まで上昇。1月22日に付けた年初来高値754円を上抜いた。  同社は26日引け後、今2月期の8月中間期業績を開示。同時に自社株買いも発表し、材料視された。  中間期業績は、売上高が2270億5500万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は117億6500万円(同9.7%増)で着地。従来計画と比較すると、売上高は24億円超の未達となったが、営業利益は6億円以上の上積みとなっている。  消費増税前の駆け込み需要により、日用消耗品やペットフードなどが好調に推移。増税後は消耗品などが販売減となり、天候要因で季節商品も低迷したものの、工具や資材は堅調に推移したという。  通期予想は従来見通しを据え置いており、営業収益は前期比2.3%増の4441億円、営業利益は同4.9%増の175億円を計画している。  また、同社は自社株買いも発表しており、250万株(発行済み株式総数の1.81%)を上限に普通株式を取得。取得価額の総額は上限22億円となる。取得期間は9月29日から11月30日まで。(編集担当:片岡利文)
DCMホールディングスが買い気配でスタートし、午前9時35分に38円高の779円まで上昇。1月22日に付けた年初来高値754円を上抜いた。
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2014-09-29 09:30