JCRファーマは急反発、急性GVHD治療薬の製造販売承認を申請

 JCRファーマ <4552> は急反発し、午前9時42分に114円高(4.15%高)の2856円を付けた。  26日、「急性移植片対宿主病(急性GVHD)」の治療薬として、厚生労働省にヒト間葉系幹細胞を利用した細胞性医薬品(JR―031)の製造販売承認申請を行ったと発表した。承認を取得すれば日本初の細胞性医薬品になるという。  JR―031は健康なドナーから採取した骨髄液から間葉系幹細胞を分離し、拡大培養して製造する。免疫原性が弱く、通常の医薬品と同様に、不特定多数の患者に投与できるという利点がある。また、急性GVHDに対しては、第1段階の治療としてステロイドが投与されるが、ステロイドに対して抵抗性の患者に効力を発揮することが臨床試験を通じて示されている。  なお、流通については超低温輸送システムをメディパルホールディングス <7459> と共同開発中。(編集担当:宮川子平)
JCRファーマは急反発し、午前9時42分に114円高(4.15%高)の2856円を付けた。
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2014-09-29 10:00