キッコーマンが朝安後に戻す、9月中間期の営業減益観測を嫌気

 キッコーマン <2801> が軟調。午前9時41分に20円安の2291円まで下げたものの、その後は値を戻し、前週末の終値付近に戻している。  27日付の日本経済新聞が、キッコーマンの9月中間期業績に関する観測記事を掲載。売上高は前年同期比で約6%増の1780億円前後と見通したものの、営業利益は同5%減の120億円前後と営業減益を予想し、朝方の売り要因となった。  消費増税の影響による販売減のほか、夏場の天候不順で麺つゆが販売不振となったことも響いたという。また、円安による原材料高も収益を圧迫。売上高、営業利益はともに会社計画に対して未達になると見られている。  通期は大豆国際相場の下落見通しから、従来予想を据え置くと見込まれている。(編集担当:片岡利文)
キッコーマンが軟調。午前9時41分に20円安の2291円まで下げたものの、その後は値を戻し、前週末の終値付近に戻している。
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2014-09-29 11:30