イオンが年初来安値を更新、8月中間期は営業益3割減と観測

 イオン <8267> が軟調。朝方に26.5円安(2.4%安)の1081円まで売られ、17日に付けた年初来安値1083円を下回った。  29日付の日本経済新聞が同社の今8月中間期の業績不振について報じ、売り材料となっている。  中間期の営業収益は前年同期比14%増と増収が観測されているが、既存店売上で見ると、総合スーパーでイオンリテールやダイエーがともに減収となり、天候要因や競争の激化が響いたと観測。値下げによる利益率の低下を招き、営業利益は同4割減の420億円前後に縮小、総合スーパー事業は営業赤字になったもようと報じている。  同社の金融事業は2割増益を見通しているものの、総合スーパー事業の不振をカバーできなかったと見られる。(編集担当:片岡利文)
イオンが軟調。朝方に26.5円安(2.4%安)の1081円まで売られ、17日に付けた年初来安値1083円を下回った。
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2014-09-29 13:00