象印が第3四半期の決算を発表、同時に通期業績予想を上方修正

 象印マホービン <7965> は29日引け後に14年11月期(13年11月21日―14年11月20日)第3四半期の決算を発表し、同時に通期業績予想を上方修正した。同社にとって今期業績予想の上方修正は3度目。  第3四半期の売上高は前年同期比17.2%増の574億4200万円、営業利益は同4.3倍の44億200万円と大幅な増収増益を確保した。調理家電製品は、国内で圧力IH炊飯ジャーなどが好調に推移し、電気ケトルは前年の新製品投入効果もあって売上が増加。リビング製品はステンレスマグの売上が増加し、ステンレスフードジャーも好調だった。台湾市場や中国市場でも炊飯ジャーなどが堅調だった。  通期業績は、売上高を740億円から750億円(前期比12.5%増)、営業利益を50億円から55億円(同3.0倍)に引き上げている。前提為替レートは1ドル=105円(従来は100円)に変更した。  29日は年初来高値を666円に更新した。終値は36円高の662円。(編集担当:宮川子平)
象印マホービン(7965)は29日引け後に14年11月期第3四半期の決算を発表し、同時に通期業績予想を上方修正した。
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2014-09-29 21:00