ファナックのように一転して最高益更新となりそうな銘柄は=金山敏之

 ファナック <6954> が昨日、今期の業績予想を上方修正しました。スマートフォンの金属ケースの加工に使う小型機械「ロボドリル」の需要が伸びるうえ、工作機械向けに高いシェアを持つ数値制御(NC)装置も好調で、今期の営業利益を従来予想の前期比24%増の2042億円から同63%増の2680億円へと増額しました。これにより営業利益は3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなっています。  そこで今回はファナックのように一転して最高益更新となる可能性がある銘柄を探してみました。具体的には今期の会社予想の営業利益は最高益に届かないものの、コンセンサス予想の営業利益が最高益を上回っている銘柄をピックアップしています。例えば、参天製薬 <4536> や三菱電機 <6503> では、第1四半期決算で会社予想が上方修正されましたが、それでも最高益にあと一歩届かない見通しとなっています。しかし、コンセンサス予想では最高益更新が期待されています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はファナックのように一転して最高益更新となる可能性がある銘柄を探してみました。具体的には今期の会社予想の営業利益は最高益に届かないものの、コンセンサス予想の営業利益が最高益を上回っている銘柄をピックアップしています。
economic,fxExchange
2014-09-29 17:15