コーエーテクモが急反発、9月中間期の利益予想を大幅増額
コーエーテクモホールディングス <3635> が急反発。30日の株価は寄り付き直後に56円高(3.2%高)の1789円まで買われ、9月22日に付けた年初来高値1800円に接近している。
同社は29日引け後、今3月期の9月中間期業績予想を修正し、材料視されている。
売上高は従来予想の160億円(前年同期比3.5%増)を据え置いたものの、営業利益は22億円から27億円(同63.6%増)に、純利益は24億円から35億円(同46.9%増)に上積み。売上高、各利益はいずれも09年4月の経営統合以降の最高益を更新する見通しとした。
ゲームソフトの発売延期があったものの、「無双」シリーズなどの販売好調もあり、売上はおおむね計画水準を確保。一方、利益率の高い商品の売上比率上昇や、コスト低減効果が営業利益増に寄与し、さらには円安・株高による営業外損益が純利益の上積みにつながったという。
通期予想については、「第3四半期以降の売上、利益比率が高い」ことから、従来予想を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
コーエーテクモホールディングスが急反発。30日の株価は寄り付き直後に56円高(3.2%高)の1789円まで買われ、9月22日に付けた年初来高値1800円に接近している。
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2014-09-30 08:30