日経平均は57円安スタート、米国株安や円上昇を嫌気
30日の日経平均株価は前日比57円92銭安の1万6252円72銭で寄り付いた。ドル・円の上値が重いほか、香港でのデモ拡大が懸念されて前日の米国株が下落したため、東京市場でも売りが優勢となった。寄り付き前に発表された8月鉱工業生産が市場予想を大きく下回ったことも重しになり、日経平均は下げ幅を120円超に拡大する場面もみられた。
個別では、15年3月期の連結純利益予想を下方修正した住友商事 <8053> が売り気配となった。15年3月期業績予想を下方修正した遠藤照明 <6932> や14年8月期業績予想を下方修正したクラウディア <3607> も安い。15年2月期業績予想を下方修正したしまむら <8227> も売られている。
半面、NTTドコモ <9437> と合弁会社を設立するフュートレック <2468> は買い気配スタート。「カップヌードル」などの値上げを発表した日清食品ホールディングス <2897> も堅調。(編集担当:宮川子平)
30日の日経平均株価は前日比57円92銭安の1万6252円72銭で寄り付いた。
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2014-09-30 09:15