グリコは続急伸、オーミケンシやガス開とヨウ素含有の機能性繊維開発と報道
江崎グリコ <2206> は続伸し、朝方には105円高(2.85%高)の3785円を付けている。
グリコは、オーミケンシ <3111> 、K&Oエナジーグループ <1663> 子会社の関東天然瓦斯開発と共同で、抗菌・抗ウイルス作用があるヨウ素を含んだ機能性繊維「ヨウ素包装アミセル」を開発したと30日付日刊工業新聞が報じた。
報道によると、グリコのブドウ糖素材をオーミケンシの機能性レーヨンに混ぜ込んだ繊維「アミセル」によりガス開のヨウ素を安定化させた。ヨウ素は抗菌・抗ウイルス作用がある。安定性が悪く、気化するときに刺激臭が発生するが、3社が開発した機能性繊維はヨウ素の昇華を抑えて長期にわたり安定保持し、刺激臭もしないという。
30日はオーミケンシの株価も上昇し、一時9円高の74円を付けたが、K&Oエナジーは朝高後に軟化している。(編集担当:宮川子平)
江崎グリコは続急伸し、朝方には105円高(2.85%高)の3785円を付けている。
japan,company
2014-09-30 10:30