ファーストリテは買い先行、第1四半期の決算を好感
ファーストリテイリング <9983> は反発し、午前9時17分には1600円高(4.02%高)の4万1400円を付けた。9日引け後に14年8月期第1四半期の決算を発表。売上高は前年同期比22.3%増の3890億5200万円、営業利益は同13.1%増の640億3200万円だった。
国内ユニクロ事業では、店舗数の増加や大型化に加え、値引き販売や値引き商品のコントロールで売価変更を抑制。既存店の売上高は伸び悩んだが、売上総利益率は前年同期比で1.8ポイント改善した。また、海外ユニクロ事業は、中華圏(中国・香港・台湾)や米国における積極的な出店効果もあって、大幅な増収増益を達成した。
業績予想については、期初の売上高予想に連結上消去されるべき内部取引が含まれていたとの理由から、売上高を2月中間期で7330億円から7285億円(前年同期比18.5%増)、通期で1兆3300億円から1兆3220億円(前期比15.7%増)に下方修正した。
利益予想は変更していない。中間期で営業利益は1040億円(前年同期比7.6%増)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
ファーストリテイリングは反発し、午前9時17分には1600円高(4.02%高)の4万1400円を付けた。
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2014-01-10 09:00