【株式市場】住宅着工戸数も冴えず全般反落だが新規上場の2銘柄は快調
◆日経平均の終値は1万6173円52銭(137円12銭安)、TOPIXは1326.29ポイント(11.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億3895万株
30日後場の東京株式市場は、日経平均の先物主導で後場寄り後に一段軟化する場面があり、日経平均は一時251円92銭(1万6058円72銭)まで下げる場面があった。14時発表の新設住宅着工戸数を気にする動きだったようで、実際、前年同月比12.5%の減少。ただ、たとえば大和ハウス工業 <1925> は発表後も底堅いなど、特段の影響がなかったため、トヨタ自動車 <7203> やキヤノン <7751> などは大引けにかけて大きく回復した。
ソニー <6758> は朝から堅調を継続し、13時に臨床用iPS細胞に関する発表を行なったアイロムホールディングス <2732> は急動意となりストップ高、ブロードメディア <4347> (JQS)はクラウドゲームに期待とされてストップ高となり連日高値に進んだ。
本日は新規上場が2銘柄。FFRI <3692> (東マ)はサイバーセキュリティーソフトの開発などを行ない、前後場とも買い気配のまま値がつかず、後場は気配値での上限値段になる3335円(公開価格1450円の2.3倍)の買い気配で終了。初値を明日以降に持ち越した。
もう一銘柄、ホットランド <3196> (東マ)はタコ焼きチェーンの「築地銀だこ」などを展開し、朝9時の売買開始と同時に公開価格2110円に対し2074円で売買が成立し初値を形成。前場2340円まで上げ、後場は売買交錯のまま終値は2180円となった。
東証1部の出来高概算は23億3895万株(前引けは11億6496万株)、売買代金は2兆2798億円(同1兆602億円)。1部上場1823銘柄のうち、値上がり銘柄数は357(同163)銘柄、値下がり銘柄数は1378(同1587)銘柄。
また、東証33業種別指数は3業種が値上がり(前引けは全31業種が値下がり)し、値上がりした業種は、空運、小売り、鉱業だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万6173円52銭(137円12銭安)、TOPIXは1326.29ポイント(11.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億3895万株。
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2014-09-30 16:00