ミタチ産業が利益予想を増額し、全体で一段上ぶれの可能性
■通期予想は上期の分のみ反映して増額修正
電子部品や液晶などの専門商社ミタチ産業 <3321> は30日の大引け後、連結業績予想を増額修正し、2015年5月期の第2四半期累計期間(6~11月、上期)の営業利益は従来予想を16.3%(0.7億円)引き上げて5.0億円の見通し(前年同期比では17.4%増)とし、また通期の営業利益の見通しは従来予想を9.1%(0.7億円)引き上げて8.4億円の見込み(前期比では13.7%増)とした。増額後の通期予想1株利益は85円71銭。
上記のように、営業利益は上期と下期の増額幅が同じ金額のため、今回の業績予想の増額は上期の増加分しか反映していないと見ることができる。経常、純利益とも上期と通期の増額幅は同金額で、上期の増加分しか反映していないと見ることができる。
増額要因は、前期から取り組んでいる利益構造の改革が奏功し、その効果が予想よりも大きく寄与、としたため、この傾向は下期も続くと見られる。通期の業績予想には一段の上ぶれ余地がありそうだ。
本日の株価終値は622円(6円安)。増額後の通期予想1株利益は85円71銭での株価PERは7倍台のため割安感が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
電子部品や液晶などの専門商社ミタチ産業<3321>(東1)は30日の大引け後、連結業績予想を増額修正し、2015年5月期の第2四半期累計期間・・・。
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2014-09-30 17:00