日経平均は13銭安で取引開始、CYBERDYNEが買い気配

 10月1日の日経平均株価は、13銭安の1万6173円39銭で取引をスタートした。  前日のNYダウが28ドル安と小幅に続落したものの、外国為替市場で1ドル109円台後半まで円安が進み、6年1カ月ぶりの水準を付けたこともあり、寄り付きの日経平均は小幅な動きとなった。  個別株では、装着型ロボットの販売を開始したCYBERDYNE <7779> が買い気配でスタート。中間期好調で通期見通しを上方修正したスター精密 <7718> や、8月中間期業績が最終黒字で着地したアダストリアホールディングス <2685> 、8月中間期業績を上積みしたダイヤモンドダイニング <3073> なども買い気配となっている。  また、海外ホテルの予約サイトを開設した一休 <2450> は買いが先行している。  一方、今3月期の営業益予想を下方修正したイビデン <4062> が売り気配となったほか、17校の閉鎖を発表した秀英予備校 <4678> や、原発再稼働の遅れが懸念された九州電力 <9508> が売られ、9月中間期営業益が77%減と観測されたニコン <7731> も軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
10月1日の日経平均株価は、13銭安の1万6173円39銭で取引をスタートした。
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2014-10-01 08:00