スター精密は年初来高値、通期見通しの上方修正を好感

 スター精密 <7718> は反発し、9月29日の年初来高値を上回った。午前9時6分には86円高(5.33%高)の1699円を付けている。9月30日引け後に15年2月期の8月中間期決算を発表し、同時に通期業績予想を上方修正したことが好感された。  中間期の売上高は前年同期比18.6%増の228億4300万円、営業利益は同4.6倍の23億700万円だった。CNC自動旋盤は国内市場、欧州市場、アジア市場で自動車関連向けが好調で、スマートフォンやタブレット端末を利用した決済システム向けなどで小型プリンターの販売も好調に推移。為替の影響もあり、従来計画(営業利益で17億5000万円など)を大きく上回った。  通期業績予想は、売上高を465億円から486億円(前期比11.8%増)、営業利益を47億円から52億円(同99.5%増)に引き上げた。第3四半期以降の前提為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=135円。(編集担当:宮川子平)
スター精密は反発し、9月29日の年初来高値を上回った。
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2014-10-01 10:45