エヌピーシーは急騰、第1四半期の営業黒字転換を好感
エヌ・ピー・シー <6255> は午前9時27分に75円高(26.79%高)の355円で寄り付いた。その後も高値圏を維持しており、午前10時すぎの時点では東証マザーズ市場で値上がり率トップ。14年8月期第1四半期で営業黒字に転じたことが刺激材料になったようだ。
売上高は前年同期比7.4倍の33億6200万円に急拡大し、営業損益は4400万円の黒字(前年同期は4億3100万円の赤字)に転換した。
受託加工事業においては、契約数量の安定的な売上計上と、資産設備の適切なメンテナンスによる不良率の低減に努め、装置関連事業では、前期末の受注残高を中心に太陽電池パネルの発電効率向上などを目的とした改造案件を中止に売上を計上した。また、海外子会社の再編効果で販売管理費は前年同期よりも約20%低減できた。
為替換算調整額の取崩を特別損失として計上したため、第1四半期で最終赤字はやや拡大したが、業績予想には織り込み済み。
通期では売上高174億4300万円(前期比3.9倍)、営業利益4億1900万円(前期は15億7300万円の赤字)、純利益3800万円(同22億8200万円の赤字)を計画している。(編集担当:宮川子平)
エヌ・ピー・シーは午前9時27分に75円高(26.79%高)の355円で寄り付いた。
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2014-01-10 10:00