ポプラとローソンが資本業務提携で合意、ローソンが5%を出資

 ポプラ <7601> が1日引け後、ローソン <2651> との資本業務契約について発表した。  ローソンがポプラ株5%を筆頭株主の創業家から取得し、11月末をメドに資本業務提携を締結する予定とした。業務提携では今後、商品の共同仕入れや共同キャンペーンの実施、物流インフラの相互活用などを検討していくという。  また、ポプラは同時に、今2月期の8月中間期業績予想を修正。営業総収入を従来予想から10億円超減額したほか、営業損益は2億2600万円の黒字予想から2億1400万円の赤字予想(前年同期は6500万円の赤字)に引き下げている。    販促プロモーションの効果で米飯、菓子などが好調に推移したものの、7―8月の記録的な降雨と低温の影響で、飲料や酒類、アイスクリームなどの販売が大きく落ち込んだという。  通期の営業損益も従来予想の4億2900万円の黒字から4億9900万円の赤字(前期は7億8000万円の赤字)に引き下げたほか、未定としていた配当金は、中間期配当を無配とし、期末配当も無配予想に修正した。  ポプラの1日の終値は、前日比変わらずの551円。同社株は7月31日に580円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
ポプラが1日引け後、ローソンとの資本業務契約について発表した。
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2014-10-02 06:15