日経平均は1万6000円割れで寄り付く、欧米株安や円安一服で

 2日の日経平均株価は前日比187円05銭安の1万5895円20銭で寄り付き、取引時間中としては9月17日以来の1万6000円割れとなった。世界景気の後退懸念を背景に前日の欧米株が下落したため、東京市場でも流れを引き継いだ。円安進行が一服していることも重し。日経平均は下げ幅を200円超に拡大する場面もみられた。  朝方の時点で東証1部では全33業種が下落している。空運株、海運株、証券株、ノンバンク株、保険株、証券株、機械株、ガラス株が値下がり率上位。  個別では、15年3月期業績予想を下方修正したエンカレッジ・テクノロジ <3682> が売り気配となり、エンシュウ <6218> は急落した。14年2月期業績予想を下方修正した新星堂 <7415> も売りが先行している。  半面、ローソン <2651> との資本業務提携を発表したポプラ <7601> は買い気配スタート。14年8月期業績予想を上方修正したトーセ <4728> も買われている。株式分割を発表したアスカネット <2438> も高い。(編集担当:宮川子平)
2日の日経平均株価は前日比187円05銭安の1万5895円20銭で寄り付き、取引時間中としては9月17日以来の1万6000円割れとなった。
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2014-10-02 09:15