【今日のドル円】調整続くも一時的、ECB決定や会見後のユーロにも要注意

 ドル/円は昨日、アジア市場中に110円台に乗せたものの、NY市場では米長期金利の低下やNYダウの下落を受けて109円を割り込んだ。もっとも、ドルはユーロやその他資源国通貨に対してさほど下げておらず、ドル/円の下げは、これまでの急激な上昇と、110円台にしっかり乗せきれなかった点を受けた調整的な面が強いと見る。  本日の主要国株価や米長期金利の動向次第では108円台まで再び値を沈める可能性は残るが、基調的なドル高・円安は崩れていないと見る。また、本日に関しては、欧州銀行(ECB)理事会の金融政策決定およびドラギECB総裁の会見を受けたユーロの動きなどもドル/円に影響を及ぼす可能性があるため、イベント前後のユーロ/円、ユーロ/ドルの値動きにも要注意だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日、アジア市場中に110円台に乗せたものの、NY市場では米長期金利の低下やNYダウの下落を受けて109円を割り込んだ。もっとも、ドルはユーロやその他資源国通貨に対してさほど下げておらず、ドル/円の下げは、これまでの急激な上昇と、110円台にしっかり乗せきれなかった点を受けた調整的な面が強いと見る。
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2014-10-02 09:30