エンシュウは値下がり率上位、業績予想の下方修正を嫌気

 エンシュウ <6218> は3日続落し、朝方に12円安(9.30%安)の117円を付けた。1日引け後に発表した15年3月期業績予想の下方修正が嫌気された。売り一巡後は下げ渋っているが、午前11時現在では東証1部で値下がり率トップ。  14年9月中間期の売上高を166億円から153億円(前年同期比4.3%増)、に減額。最終損益は2億4000万円の黒字からトントン(前年同期は5億6600万円の黒字)に引き下げた。通期についても、売上高を310億円から307億円(前期比1.2%減)に下方修正し、最終損益を9億円の黒字からトントン(前期は14億5900万円の黒字)に見直した。  工作機械関連事業部門で一部システム案件の採算が悪化。輸送機器関連事業部門の製造費用増加も利益を圧迫した。工作機械関連事業部門の生産体制の見直しが遅れ、採算の改善が見込めないほか、輸送機器関連事業部門では現地法人の生産がずれ込む見通し。(編集担当:宮川子平)
エンシュウは3日続落し、朝方に12円安(9.30%安)の117円を付けた。
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2014-10-02 11:00