森永乳業、美容食品成分を含む「アロエベネ」で“キレイの創生”No.1に

森永乳業は、身体の内側から自らキレイを創りだす力を高める新商品「ALOEBENE(アロエベネ)」の発売を機に、「美容創生力」をキーワードにした新たな市場開拓に乗り出す。2014年9月30日に関東甲信越地区で新発売した「アロエベネ」は、機能性ヨーグルトドリンク市場の中で「美容」をテーマにした新カテゴリーを拓く戦略的な新商品。森永乳業代表取締役社長の宮原道夫氏は、「『アロエベネ』は新市場の開拓を進める大きな一歩になる」と期待を込めた。(写真は、「アロエベネ」発表会で、左から森永乳業社長の宮原道夫氏、女優の秋元才加さん。)
森永乳業グループが2016年3月期を最終年度とする中期経営計画で、「カテゴリーナンワーワン商品の育成」は最重点課題。“おいしい”をデザインするというコーポレートスローガンのもとで生み出してきた「おいしい牛乳」「マウントレーニア」「ピノ」「クリープ」などのカテゴリーナンバーワン商品の育成に加え、新たなナンバーワンブランドの開発をめざす取り組みを進めている。「アロエベネ」は、「新しいカテゴリーでのナンバーワンブランドへの挑戦」(宮原社長)と位置付けている。
1993年にアロエという素材に着目して始まった研究は、1994年にアロエヨーグルトの発売につながった。そして、2002年からはアロエの持つ成分の研究を本格化。その研究過程で美容食品成分「アロエステロール」を発見した。「アロエステロール」は、原料となるアロエベラの葉7.5トンから、わずか1グラムしか得られない希少な成分。肌状態の改善や体脂肪蓄積予防など、国内で10以上の用途特許を取得している。
「アロエステロール」は経口摂取された後、吸収され、血中に移行した後、皮膚を含めた各組織に到達すると考えられ、皮膚真皮内の「線維芽細胞」に直接働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を増やすことが確認されている。このため、アロエステロールの摂取によって、身体の内側からの肌ケアが可能となり、保湿やシワの改善効果、肌のごわつき・くすみの予防、たるみの改善など、さまざまな肌の悩みに対する幅広い効果が期待できる。
宮原社長は、「アロエステロール」について「自らキレイを創りだす力を高める」と紹介。「8年の年月をかけてアロエステロールについて研究を続けている女性だけのチームが開発した新しいヨーグルトドリンク『アロエベネ』は、内側からキレイを創生する、“美容創生力”というキーワードを実現する食品です」と、「アロエベネ」の発売開始を祝った。
ヨーグルトドリンク市場は、2013年度に前年比125%と大幅に伸長し、近年のヨーグルト市場をけん引する存在。その中でも前年比127%と伸長率が高いのは、小容量(299g以下)タイプで、「健康」をテーマにした機能性のヨーグルトドリンクが主力になっている。
今回、「アロエベネ」が提案するのは、「美容」をテーマにした新しい機能性ヨーグルトドリンク。宮原社長は、「毎日の食生活の一部として手軽に飲用でき、継続しやすいドリンクタイプのヨーグルトです」と、毎日の習慣のひとつとして「アロエベネ」での美容を提案している。
さらに、ヨーグルトドリンクにとどまらず、「アロエステロール」を含む商品を「アロエベネブランド」として広く展開していくことを視野に入れている。「アロエベネ」の名称は、”アロエベラの恩恵を受ける”という意味合いで「アロエ」と「ベネフィット」にちなんで名づけられている。宮原社長は、「美しさへのアプローチは、まだまだ進化します。『美容創生力』をキーワードにした活動は、当社にとって大きな一歩になります」と、新分野の開拓に強い決意を示した。(編集担当:風間浩)
森永乳業は、身体の内側から自らキレイを創りだす力を高める新商品「ALOEBENE(アロエベネ)」の発売を機に、「美容創生力」をキーワードにした新たな市場開拓に乗り出す。
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2014-10-02 11:00