【今日のドル円】高まる期待に対して米雇用統計の結果は?思惑的な売買にも注意
本日は米12月雇用統計に関心が集中している。失業率は7.0%、非農業部門雇用者数は19.7万人増との市場予想となっているが、先行指標に比較的良好な結果が並んだことから、こうした市場予想よりも実際の期待は高い可能性がある。非農業部門雇用者数は特に20万人を超える増加にならないと、なかなかドル一段高、という流れにはなりにくいかもしれない。
上昇した場合は年初来高値105.440円がまずはターゲットになる。これを超えると106円にどれだけ近づけるか、という展開になろう。一方、結果に失望してドル売りが強まった場合、ドル/円はまず、20日移動平均線(執筆時点:104.378円)がサポートになるかが注目される。ここを下回ると、6日安値103.908円が次の下値目途となる見通しだ。
なお、米雇用統計発表前は手控えムードが拡がり、あまり動きは無いと考えられるが、思惑的な売買で一時的に急な動きを見せる場面もでることがあり得るため、油断は禁物だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日は米12月雇用統計に関心が集中している。失業率は7.0%、非農業部門雇用者数は19.7万人増との市場予想となっているが、先行指標に比較的良好な結果が並んだことから、こうした市場予想よりも実際の期待は高い可能性がある。非農業部門雇用者数は特に20万人を超える増加にならないと、なかなかドル一段高、という流れにはなりにくいかもしれない。
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2014-01-10 10:45