セブン&アイの8月中間期営業益は市場予想に届かず

 セブン&アイ・ホールディングス <3382> が2日引け後、今2月期の8月中間期業績を開示した。  営業収益は3兆44億2300万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は1672億2500万円(同1.6%増)で着地。  従来予想と比較すると、売上高は350億円超下回り、営業利益は28億円近い未達。市場コンセンサスとの比較では、売上高は若干の上積みとなったが、営業利益は44億円近く下回っている。  コンビニエンス事業では四国地域への出店やJR西日本・JR四国との提携が寄与したほか、PB商品の好調もあり営業収益は前年同期比7.1%増、営業利益は同6.3%増と拡大。一方、スーパーストア事業はイトーヨーカ堂の既存店売上高が前年同期を下回るなど苦戦し営業利益が同22.2%減となり、百貨店事業は自主企画商品などを展開したものの、営業赤字が継続した。  通期予想は、営業収益が前期比8.8%増の6兆1300億円、営業利益は同4.8%増の3560億円を計画。従来予想を変更していない。  7&iHDの2日の終値は、前日比83.5円安の4162.5円。(編集担当:片岡利文)
セブン&アイ・ホールディングスが2日引け後、今2月期の8月中間期業績を開示した。
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2014-10-02 21:15