アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは独自ビジネスモデルを再評価し直近IPO株人気を再燃させ反発
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン <6085> (東マ)は、70円高の4200円と反発している。同社株は、昨年12月18日に公開価格2050円で新規株式公開(IPO)され地相場模索を続けているが、全国の建築家を登録・ネットワーク化するネット関連の独自ビジネスモデルを再評価、直近IPO株人気を再燃させ買い増勢となっている。
■顧客と建築家、建築会社が全国189スタジオで会員登録
同社は、建築家と建築会社を結び付け、住宅、リフォーム、医療施設、マンション、店舗などの建設計画のある顧客に登録建築家を活用するASJ建築家ネットワーク事業を展開している。同ネットワークの登録建築家数は、昨年11月末現在で2407名に達し、加盟建設会社が運営するスタジオを全国189カ所に展開、同スタジオで個別相談を行い、各種セミナーに出席するASJアカデミーの会員は、前期末で2万2147人となっている。ASJアカデミー会員は、建築家が作成する基本プランを利用するプランニングコースを経て建築設計・監理業務委託契約を結び、設計が終了するとスタジオを運営する建築会社と工事請負契約を締結して工事に着工する。
今3月期業績も好調で、売り上げ16億3700万円(前期比21%増)、経常利益2億6300万円(同48%増)、純利益1億5800万円(同50%増)、1株利益123.1円と予想している。
■3回のストップ高を交え最高値をつけ三角保ち合いに煮詰まり感
株価は、公開価格を2.2倍上回る4600円で初値をつけ初値比ストップ高となる5300円と買い上げられ、上場来安値3765円まで調整したあと、2日連続のストップ高で上場来高値5390円まで4割高、再度、4000円と調整してリバウンドするなど三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。今年2014年のIPOは、2月13日上場予定のアキュセラ <4589> (東マ)まで端境期となることもあり、直近IPO株人気を高めて最高値奪回も想定範囲内となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(アーキテクツSJ)<6085>(東マ)は、70円高の4200円と反発している。同社株は、昨年12月18日に公開価格2050円で新規株式公開(IPO)され地相場模索を続けているが・・・。
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2014-01-10 11:00