ゴールドマン証、ローソンの投資評価「中立」を据え置き
ゴールドマン・サックス証券が、9日引け後に今2月期の第3四半期業績を発表したローソン <2651> についてリポートを発行した。
ローソンの3Q営業利益は、会社予想から6億円下振れ、ゴールドマン証予想と同水準の191億円で着地している。同リポートでは、9―11月の既存店売上が同業他社の前年同期比プラスに対して0.5%減となった点を「やや弱い印象」と評価。また、営業増益率はライバルと同水準で、新規出店による経費負担が競合より少ないことを考慮すれば物足りないと見ている。
また、下期は「まちカフェ」の展開やキャンペーンの強化などに注力しているが、同リポートでは「現時点で浮揚感が見られない」として、競合他社との格差拡大に注意が必要とコメントしている。
ただし、今期の営業利益予想は707億円から695億円へと微修正にとどめ、「99プラス」の再編など注目点もあることから、投資判断「中立」、目標株価7700円は据え置いた。
ローソンの10日の株価は寄り付き直後に前日比230円安の8000円まで売られ、その後も下値を模索している。(編集担当:片岡利文)
ゴールドマン・サックス証券が、9日引け後に今2月期の第3四半期業績を発表したローソンについてリポートを発行した。
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2014-01-10 12:30