アップルの次世代「A9」プロセッサ サムスンが生産開始か=中国メディア

 中国メディア・新浪網は3日、先日発表された米アップル社のスマートフォン「iPhone 6」などに搭載された「A8」プロセッサ生産の70%を台湾メーカー「TSMC」に奪われたとされる韓国・サムスンの高官が、今年末までに次世代プロセッサ「A9」の生産に取りかかることを明らかにしたと報じた。  記事は、iPhone 6やiPhone 6 Plus、そしてこれから発表されるとみられる「iPad Air 2」や「iPad mini」に搭載されている最新の「A8」プロセッサについて、20ナノメートルの製造技術が採用され、主にTSMCが製造を担当、サムスンは30%前後の注文しか受けられなかったと紹介。  そして来年発表されるであろう新しいiPhoneやiPad製品に用いられる予定の次世代プロセッサ「A9」について、これまでにTSMCが持っている最新技術である16ナノメートルの生産技術が用いられるとの報道があったことを伝えた。  そのうえで、サムスンの半導体部門トップのキム・キナム氏が先週「2014年末までにアップルやクアルコム、AMDといった顧客向けに14ナノメートル技術に基づくチップセットを生産する」と発表したとした。(編集担当:今関忠馬)
中国メディア・新浪網は3日、先日発表された米アップル社のスマートフォンiPhone 6などに搭載された「A8」プロセッサ生産の70%を台湾メーカーTSMCに奪われたとされる韓国・サムスンの高官が、今年末までに次世代プロセッサ「A9」の生産に取りかかることを明らかにしたと報じた。
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2014-10-03 22:45