日経平均182円高と続伸、投資家心理改善でジリ高

 6日の日経平均株価は前週末比182円30銭高の1万5890円95銭と大幅に続伸して引けた。米9月雇用統計が市場予想を上回ったことで投資家心理が改善した。ドル・円は朝方に109円台後半まで上昇したあと109円台半ばまで伸び悩んだものの、株式市場では輸出関連株を中心に買いが継続し、日経平均はジリ高で推移。後場に上げ幅を260円超に拡大する場面があった。  個別では、エボラ出血熱に感染したフランス人女性が富山化学工業の抗インフルエンザ薬などを投与されて治癒したと伝わり、富士フイルムホールディングス <4901> が年初来高値を更新した。4―9月期で計画上ブレが報じられたセイコーホールディングス <8050> も堅調。14年8月中間期で計画を上回ったイオンディライト <9787> も物色された。14年8月期利益予想を上方修正したアルファ <4760> も高い。  半面、15年2月期業績予想を下方修正したフロイント産業 <6312> やチヨダ <8185> 、オンワードホールディングス <8016> などは急落した。(編集担当:宮川子平)
6日の日経平均株価は前週末比182円30銭高の1万5890円95銭と大幅に続伸して引けた。
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2014-10-06 15:00