北興化が今11月期の営業益を上積み、農薬事業など好調
北興化学工業 <4992> が6日引け後、今11月期の通期業績予想を修正した。
売上高を従来予想の409億円から425億円(前期比9.6%増)に増額。営業利益は10億円から17億5000万円(前期の3.3倍)に上積みした。純利益は従来予想の6億円(同23.2%増)を据え置いている。
同時に発表された第3四半期決算で、売上高が前年同期比14.4%増の329億7600万円、営業利益が同3.5倍の18億3700万円となり、農薬事業で国内販売製品の流通在庫減少で出荷が増加したことや、ファインケミカル事業で樹脂添加剤など主力製品が受注好調となったことなどが寄与したという。
営業利益は3Q時点で修正後の通期計画を超過している。
北興化の6日の終値は、4円高の385円。同社株は1月14日に年初来安値となる290円、1月28日に年初来高値の458円を付けている。(編集担当:片岡利文)
北興化学工業が6日引け後、今11月期の通期業績予想を修正した。
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2014-10-06 21:00