日経平均は49円安スタート、ダウ小幅安で様子見ムード

7日の日経平均株価は、49円78銭安の1万5841円17銭で取引を開始。  前日のNYダウは17ドル安と反落、外国為替市場ではドルが108円台後半とやや円高に推移している。国内株式市場は手掛かり難のムードが強く、日経平均は小幅安での寄り付きとなり、その後に下げ幅は100円を超えた。  個別株では、8月中間期の純利益が19%増と過去最高を示したヨンドシーホールディングス <8008> が軟調となっており、静岡銀行 <8355> との共同での金融会社設立方針が報じられたマネックスグループ <8698> は売りが先行している。東南アジアで洗剤原料を生産する計画の日本触媒 <4114> も弱含んでいる。  一方、今11月期3Q営業益が高進ちょくの大阪有機化学工業 <4187> や、中間期・通期業績予想を上方修正したオリジン電気 <6513> が買い気配でスタート。下水熱の熱源利用システムを開発した積水化学工業 <4204> や、エボラ熱関連の材料が継続している富士フイルムホールディングス <4901> 、中間期・期末配当予想を上方修正したベルク <9974> なども大幅高している。  また、9月中間期営業益の上積みが観測されたアイダエンジニアリング <6118> や、東京電力 <9501> との提携合意が間近と報じられた中部電力 <9502> も高い。(編集担当:片岡利文)
7日の日経平均株価は、49円78銭安の1万5841円17銭で取引を開始。
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2014-10-07 08:15