ローツェ、第3四半期は営業益5.4倍
ローツェ <6323> は10日引け後、14年2月期第3四半期の決算を発表。売上高は前年同期比55.9%増の98億7800万円、営業利益は同5.4倍の9億5400万円だった。
台湾の主要取引先などから主力製品の受注が増加。また、窒素を充填した基板保管装置などの新規開発装置も順調に受注が増加した。中国のディスプレー製造装置関連の大型設備投資に対応したことで、韓国子会社のガラス基板搬送装置などの受注も好調に推移した。なお、iPS細胞などの自動細胞培養を実現する「AsuRa」については、昨年(13年)11月から販売を開始した。
通期業績は、売上高120億7600万円(前期比29.0%増)、営業利益12億700万円(同2.1倍)と従来計画を据え置いたが、第3四半期の時点で営業利益の進ちょく率は8割弱と高め。
10日は1円安の638円で取引を終えたが、朝方には49円高の688円を付け、7日の年初来高値を上回った。(編集担当:宮川子平)
ローツェは10日引け後、14年2月期第3四半期の決算を発表した。
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2014-01-10 15:45