【株式市場】円安の副作用など気にされ日経平均は小反落だが材料株などは活況

◆日経平均の終値は1万5783円83銭(107円12銭安)、TOPIXは1290.89ポイント(5.51ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億1194万株   7日後場の東京株式市場は、14時頃に日銀の金融政策が現状維持と伝わり、また安倍首相が午後の参院予算委員会で円安の副作用に言及したと伝えられたことも言われてやや円高基調が強まり、後場寄り後まで堅調だったトヨタ自動車 <7203> が大引け間際に軟調に転換するなど、全体的に徐々に上値が重くなった。   日経平均は大引けにかけて軟調の度を強めて一時135円38銭安の1万5755円57銭まで軟化した。ただ、業績予想を増額修正したオリジン電気 <6513> は高値に進んだまま強く、「エボラ出血熱」関連株の日本エアーテック <6291> は一時ストップ高など、好業績株や材料株の売買は活発。味の素 <2802> や日本ハム <2282> などは即席ラーメン業界に続く価格改定の期待などが言われて高値更新。   9月11日に上場のジャパンインベストメントアドバイザー <7172> (東マ)はリース産業の海外展開活発化などが言われて戻り高値に進み、9月30日上場のFFRI <3692> (東マ)は連日高値更新。「エボラ出血熱」関連株の富士フイルムホールディングス <4901> や日本エアーテック <6291> 、オカモト <5122> 、アゼアス <3161> (東2)なども活況高となった。   東証1部の出来高概算は21億1194万株(前引けは9億9036万株)、売買代金は2兆131億円(同9138億円)。1部上場1830銘柄のうち、値上がり銘柄数は400(同979)銘柄、値下がり銘柄数は1347(同707)銘柄。   また、東証33業種別指数は7業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は保険、空運、水産・農林、電力・ガス、食料品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5783円83銭(107円12銭安)、TOPIXは1290.89ポイント(5.51ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億1194万株。
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2014-10-07 16:30