技研製、第1四半期は大幅増収に黒字転換
技研製作所 <6289> は10日引け後、14年8月期第1四半期の決算を発表。売上高は前年同期比2.4倍の32億2000万円と大幅な増収を確保し、営業損益は4億6600万円の黒字(前年同期は4億1600万円の赤字)、最終損益は2億6500万円の黒字(同2億5000万円の赤字)に転換した。
防災や減災対策、老朽化対策などでのインフラ再整備需要の高まりを背景に、インプラント構造壁を構築する新工法の「コンビジャイロ工法」を実用化したほか、新型圧入機の販売も開始した。また、自転車の地下駐輪場などは認知拡大を図っており、海外からの引き合いが増加しているという。
業績予想は据え置いた。14年2月中間期では、売上高63億円(前年同期比37.8%増)、営業利益7億3000万円(同7.0倍)、純利益3億8000万円(同6.4倍)を計画している。
10日終値は6円高の957円。前日9日には昨年来高値を1000円に切り上げた。(編集担当:宮川子平)
技研製作所は10日引け後、14年8月期第1四半期の決算を発表した。
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2014-01-10 16:00