東宝は反発、15年2月期業績予想の上方修正を好感

 東宝 <9602> が反発し、午前9時27分に44円高(1.82%高)の2461円を付けた。7日引け後に発表した15年2月期の中間期および通期業績予想の上方修正で営業増益予想に転じたことが好感された。  14年8月中間期の営業収入を995億円から1081億5000万円(前年同期比9.4%増)、営業利益を135億円から187億5000万円(同26.4%増)に、通期の営業収入を1870億円から1970億円(前期比0.3%減)、営業利益を235億円から286億円(同0.5%増)に引き上げ、従来の減益予想が一転した。  主力の映画事業において「テルマエ・ロマエ2」をはじめ、「STAND BY ME ドラえもん」や「思い出のマーニー」「GODZILLA」などが好調だったほか、映画興行事業における「アナと雪の女王」の記録的大ヒット、演劇事業における「レディ・ベス」の盛況などが業績に貢献した。(編集担当:宮川子平)
東宝が反発し、午前9時27分に44円高(1.82%高)の2461円を付けた。
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2014-10-08 09:45