ツガミが頑強、9月中間期の業績上積みが観測される

 ツガミ <6101> が売り先行で寄り付いたあと、一時プラス転換。午前9時28分には8円高の591円まで買われており、市場全体が軟調となるなかで、底堅い動きをみせている。  今3月期9月中間期業績において、同社の売上高が前年同期比86%増の290億円前後、営業利益は同5.7倍の45億円前後に拡大したもようと、8日付の日本経済新聞が報じている。  会社側の従来予想を売上高で30億円程度、営業利益で5億円程度上回るという。通期業績が上方修正される可能性も高まってきた。  今期はスマートフォン関連で自動旋盤の受注が盛り返しており、大手スマホメーカーからの大型受注や、台湾EMS企業からの受注が拡大したほか、自動車部品メーカー向けにタレット旋盤も好調だったという。また、人民元に対する円安に起因した為替差益や、中国工場での稼働率向上なども寄与したもようだ。  ツガミの年初来高値は1月22日に付けた672円。(編集担当:片岡利文)
ツガミが売り先行で寄り付いたあと、一時プラス転換。午前9時28分には8円高の591円まで買われており、市場全体が軟調となるなかで、底堅い動きをみせている。
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2014-10-08 10:00