富士エレが朝方に急反落、8月中間期は純利益27%減に
富士エレクトロニクス <9883> が急反落。朝方に65円安(4.6%安)の1362円まで売られた後、徐々に下げ幅を縮小している。
同社は8日引け後に今2月期の8月中間期決算を発表。売上高は前年同期比21.5%増の273億7500万円、営業利益は同23.0%増の8億8500万円となったものの、純利益は同27.5%減の6億5100万円と大幅減益に終わった。
従来計画との比較では、売上高は28億円弱上積みされたものの、営業利益は1億5000万円近く、純利益は約5000万円の未達となっている。
メモリの大口先である通信機器向けが拡大したほか、主力のFA機器製造装置や産業機器向けなども好調となった一方で、宇宙関連向けにおいて前期の反動減に見舞われたこと、為替差益の減少、前期に計上した投資有価証券売却益の寄与がないことなどが、最終減益の要因となっている。
通期予想は従来計画を据え置いており、売上高510億円(前期比7.6%増)、営業利益25億7000万円(前期の2.2倍)を見通した。(編集担当:片岡利文)
富士エレクトロニクスが急反落。朝方に65円安(4.6%安)の1362円まで売られた後、徐々に下げ幅を縮小している。
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2014-10-08 13:30