東急百貨店の中国合弁会社、武漢で16年上半期に開業へ=中国メディア

 中国メディアの新華社は8日、中国湖北省の武漢市に拠点を置く東急百貨店の合弁会社が武漢市の中南帝斯曼国際センターにおいて百貨店をオープンする計画だと伝え、2016年に正式に営業を開始する計画だと紹介する記事を掲載した。  記事は、東急百貨店の中国での合弁相手である紐賓凱集団(ニュービーコングループ)のウェブサイトにおいて、武漢東急百貨商業管理有限公司の事業内容に「中南帝斯曼プロジェクト」との文言が追加されていたことを発見したと紹介。さらに、ニュービーコングループの傘下企業であり、中南帝斯曼国際センターの開発を担当する豊泰置業から確認を取ったとしたうえで、「武漢東急百貨の開業場所がようやく決まったことを意味する」と伝えた。  記事は、東急百貨店が中国で不動産開発やホテル事業を展開するニュービーコングループと合弁会社「武漢東急百貨商業管理有限公司」を設立したのは2012年10月だったと紹介。資本金189万米ドル(約2億520万円)、出資比率は東急百貨店が25%の合弁会社は、武漢市内に商業面積6万7000平方メートルの商業施設をオープンする計画だったとする一方、「場所選びに時間がかかっていたようだ」と指摘した。  続けて、中南帝斯曼国際センターの開発を担当する豊泰置業の責任者が、「武漢東急百貨は中南帝斯曼国際センターで2016年上半期に開業する計画」と語ったことを紹介。  さらに記事は、中南帝斯曼国際センターは将来的には武漢市の地下鉄2号線の出口と連結する可能性があるとし、「武漢東急百貨は中南帝斯曼国際センターの地上6階、地下2階部分で東急ハンズのほか高級ブランドなども入居する商業施設を運営する計画」と伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は新華社の8日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの新華社は8日、中国湖北省の武漢市に拠点を置く東急百貨店の合弁会社が武漢市の中南帝斯曼国際センターにおいて百貨店をオープンする計画だと伝え、2016年に正式に営業を開始する計画だと紹介する記事を掲載した。(写真は新華社の8日付報道の画面キャプチャ)
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2014-10-08 14:15