【株式市場】欧米株安のため全般続落だがソニーなど回復し材料株は売買活発
◆日経平均の終値は1万5595円98銭(187円85銭安)、TOPIXは1274.85ポイント(16.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億9255万株
8日後場の東京株式市場は、円相場が前場の1ドル107円台から108円台の円安基調になったため、トヨタ自動車 <7203> やキヤノン <7751> が底ばい症状から回復基調になり、為替変動にほとんど左右されないソニー <6758> は小幅だが堅調転換するなど、主力株が戻りを強めた。
日経平均は朝方の一時263円02銭安(1万5520円81銭)を下値に徐々に回復し、後場は14時過ぎに一時140円20銭安まで戻した。ノーベル物理学賞のLEDを材料に豊田合成 <7282> が一時急伸し、星和電機 <6748> やTBグループ <6775> (東2)などが急伸。ノーベル文学賞に村上春樹氏が受賞する期待もあるようで、書店の丸善CHIホールディングス <3159> や文教堂グループホールディングス <9978> (JQS)も活況高。
味の素 <2802> は膵臓(すいぞう)がんの早期発見技術の開発や野村證券による目標株価の引き上げが言われて2日連続高値を更新し、アゼアス <3161> (東2)は「エボラ出血熱」を材料に高値を更新。メディアドゥ <3678> (東マ)は「LINE」向け配信の合弁会社を好感して急反発となった。
東証1部の出来高概算は22億9255万株(前引けは11億7785万株)、売買代金は2兆1732億円(同1兆706億円)。1部上場1830銘柄のうち、値上がり銘柄数は326(前引けは239)銘柄、値下がり銘柄数は1437(同1523)銘柄。
また、東証33業種別指数で高い業種は水産農林1業種のみ(前引けも水産農林のみ)で、値下がり率の小さい業種は、繊維製品、食料品、証券・商品先物、陸運、金属製品、石油・石炭、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5595円98銭(187円85銭安)、TOPIXは1274.85ポイント(16.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億9255万株。
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2014-10-08 15:45