【株式市場】米雇用統計を控え日経平均は軟調だが材料株や好決算銘柄が活況高
10日後場の東京株式市場は、米国の雇用統計が日本時間の今夜発表になるため手控える様子があり、ソニー <6758> やキヤノン <7751> などは軟調。ただ、輸出関連株の中でも大手証券の投資判断が材料になったマツダ <7261> は一段高、パナソニック <6752> は身体に着るロボットで重量物を荷運びできるパワードスーツが話題とされ高値更新など、個々に材料の出た銘柄は活況高。
NTTドコモ <9437> は12月の携帯電話契約の純増数が24ヵ月ぶりトップと伝えられて13時頃から一気に上値を追い高値更新。足利ホールディングス <7167> は優先株消却を材料に上場来高値。山一電機 <6941> は超薄型の多層基板を材料に前後場とも東証1部の値上がり率1位でストップ高。四半期決算が好調だったファーストリテイリング <9983> は急反発、前期決算が好調だったキユーピー <2809> は戻り高値。ネット広告などのフルスピード <2159> (東マ)は業績好調で連日高値。栄電子 <7567> (JQS)は半導体製造装置の需要予測好調などを材料にストップ高。
東証1部の出来高概算は朝のオプションSQ(清算値)算出にかかわる売買が加わり32億6471万株、売買代金は2兆9337億円。1部上場1778銘柄のうち、値上がり銘柄数は842(前引けは426)銘柄、値下がり銘柄数は793(前引けは1223)銘柄。
また、東証33業種別指数は20業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、ゴム製品、銀行、非鉄金属、情報・通信、輸送用機器、など。一方、値下がり上位は、鉱業、電力・ガス、不動産、保険、パルプ・紙、鉄鋼、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
10日後場の東京株式市場は、米国の雇用統計が日本時間の今夜発表になるため手控える様子があり、ソニー<6758>(東1)やキヤノン<7751>(東1)などは軟調。
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2014-01-10 16:30