【本日注目の通貨ペア】ドル/円:20日移動平均線が攻防の要に
ドル/円相場は週明けから全般的なドルの調整圧力に押され、本日早朝には一時107.70円台まで下落した。その後は反発しているが、昨日突破してきた20日移動平均線(執筆時点:108.547円)が今度は頭を抑える上値抵抗と化している。ここを突破して再び110円を目指す流れに戻るか、それとも戻りを売られる展開になるのか鍵を握るのは今夜発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録となるだろう。
今回、議事録が公開されるのは、9月16・17日のFOMCの分で、この回は声明文の文言について、よりタカ派なものに修正するべきと、2人のメンバーが反対票を投じた回だった。この他のメンバーは声明文の内容に賛成票を投じたわけだが、そうしたメンバーの見解の詳細を議事録で確認した市場が「タカ派寄りである」と受け止めれば、ドル高が進行。108円台後半へ向けて上伸すると見る。ただし、利上げに対して慎重な姿勢が根強いと市場が受け止めれば、再失速もあり得る。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は週明けから全般的なドルの調整圧力に押され、本日早朝には一時107.70円台まで下落した。その後は反発しているが、昨日突破してきた20日移動平均線(執筆時点:108.547円)が今度は頭を抑える上値抵抗と化している。
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2014-10-08 18:00