吉野家HDが反発、8月中間期は営業益上積みで着地

 吉野家ホールディングス <9861> が反発。業績好調が好感され、寄り付き直後に14円高の1324円まで買われている。  同社は8日引け後、今2月期の8月中間期業績を開示。売上高は889億6100万円(前年同期比2.5%増)と、従来予想から15億円近い上積みで着地。営業利益は17億8700万円(前年同期の2.5倍)となり、従来予想を4億円近く上回っ。  国内吉野家事業では、4月に牛丼などの値上げを実施。また、7月末からはコンロ商品の「牛バラ野菜焼き定食」を発売した効果もあり、食材原価の高止まりのなかで、増収・大幅増益となっている。また、海外吉野家事業や「はなまる」、「どん」なども好調に推移したという。  通期業績予想は、従来見通しを据え置いており、売上高は前期比0.9%増の1750億円、営業利益は同51.4%増の33億円を計画している。(編集担当:片岡利文)
吉野家ホールディングスが反発。業績好調が好感され、寄り付き直後に14円高の1324円まで買われている。
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2014-10-09 09:30