エヌピーシーは値下がり率上位、15年8月期の営業減益予想を嫌気
エヌ・ピー・シー <6255> は急反落し、午前10時8分には30円安(10.48%安)の256円を付けた。東証マザーズ市場では値下がり率トップ。8日引け後に15年8月期業績予想を発表し、大幅な営業減益を見込んだことが売り材料視された。
売上高は113億5700万円(前期比27.6%減)、営業利益は2億5500万円(同45.4%減)を計画した。純利益は1億2400万円(同0.1%増)と前期並みを確保できる見通し。
太陽電池の普及により装置関連事業は前期並みの水準を維持できると予想。受託加工事業においても、上期は顧客との契約が継続しているため安定的な売上計上を予想したが、下期の契約は確定している受注残高のみを織り込んだ。
14年8月期の売上高は前期比3.5倍の156億9600万円、営業利益は4億6700万円(前期は15億7300万円の赤字)、純利益は1億2400万円(同22億8200万円の赤字)だった。従来予想に対して売上高は届かなかったが、原価低減や経費削減が計画よりも順調に進み、営業利益や純利益は上回った。(編集担当:宮川子平)
エヌ・ピー・シーは急反落し、午前10時8分には30円安(10.48%安)の256円を付けた。
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2014-10-09 11:15