キャンバスの抗がん剤候補が米国に続き日本でも特許
■株価はて52週移動平均など上回り長期調整相場に変化
キャンバス <4575> (東マ)は9日の大引け後、同社が創製し開発中の抗がん剤候補化合物「CBS9106」が日本の特許庁から特許を受けたと発表した。
発表によると、本特許は、同社独自の細胞表現型スクリーニングを用いて創出した抗癌剤候補化合物「CBS9106」を含む類縁低分子化合物群に対する物質及び用途特許。モデル動物を用いた試験においても、経口投与により腫瘍増殖抑制及び生存期間延長効果を示すとともに、既存のCRM1(細胞内因子の一つ)非可逆的阻害剤であるレプトマイシンBに比べて毒性が低いことを示唆するデータが得られている。本特許は、米国においては既に成立しており、欧州主要国に対しても出願している。
9日の株価終値は1024円(20円安)。8月中旬の前6月期の決算発表を過ぎてから動意を強め、9月9日には1375円まで上げて2013年10月以来の水準を回復した。半年にわたる下値固めを経て52週移動平均や26週平均を上回ってきたため、長期調整相場に変化が出てきたとの見方がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
キャンバスは9日の大引け後、同社が創製し開発中の抗がん剤候補化合物「CBS9106」が日本の特許庁から特許を受けたと発表した。
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2014-10-09 17:00