イオン、瞬間温感でオシャレな「ピースフィット」(秋冬)を本格展開開始

イオンは2014年10月10日から、機能性商品「トップバリュ ピースフィット」の秋冬ものを全国のイオン、ダイエー、マルナカなど1100店舗で本格的に展開する。“瞬間温感”をテーマに、袖を通した時からあたたかさを体感できるインナーから、寝具などのくらしの品まで、過去最大の1270アイテムを揃えたラインナップで、秋冬への備えを提案していく。(写真は、10月10日から全国で本格展開が始まった「トップバリュ ピースフィット」の売り場の様子。サーチナ撮影)
「トップバリュ ピースフィット(PEACE FIT)」は2014年4月にスタートした新しいシリーズ。“幸せを感じるほどの心地良さ”をコンセプトに、「夏は涼しく、冬はあたたかい。インナーをはじめ、肌に触れる全ての商品に広げていきたい」(イオン執行役 グループ商品最高責任者の柴田英二氏)と、機能性強化商品に付けるトータルブランドとして位置づける。
「秋冬もので紹介する軽量毛布などの寝具、そして、中敷カーペットなどといったくらしの品までトータルで提案できるのが、GMS(総合スーパー)を展開するイオンの強み」(柴田氏)として、今年度をスタートとして「トップバリュ ピースフィット」として様々な機能を付加した商品を提案していく計画。秋冬ものでは“あたたかさ”の他に、「吸放湿性」「ストレッチ」「静電気防止」「抗菌防臭」「部屋干し対応」などの機能を持たせた。
「トップバリュ ピースフィット」の商品企画には、売り場などで吸収できる利用者の声を最大限に生かしている。「夏ものでは、部屋干し対応の機能はうれしい、また、肌にべたつかずに着心地がいいなどと評価していただきました。冬ものを提案するにあたって、袖を通した時にヒヤッとしないインナー、ゴワつきのないインナーがほしいという声にお応えする商品を開発しました」(柴田氏)と、素材メーカーの東洋紡STCと糸の段階から、あたたかさにこだわって商品開発を進めた。そして、異繊度混繊糸アクリル「サーモエア」をインナーに初採用、また、レンチングファイバーズのレーヨンなどを使用した「瞬間温感」の商品群が生まれた。
今回の秋冬ものでは、レディースでは「アウターからインナーが見えてしまっていやだ」という顧客の声を受け、どんなアウターにも対応できるように、「8分袖」のインナーに「えり狭め」「えりふつう」「えり広め」の3パターンを用意。また、春夏もので好評の“カップ付き”のインナーを、秋冬ものとして初めて品揃えした。さらに、柄のバリエーションを拡大し、テキスタイルデザイナーチーム「MARIKKA VALADE(マリッカ・バラデ)」のデザインも含め、無地の他に28のバリエーションを用意した。
一方、メンズは、スタイリングを重視した「フィットタイプ」を新たに用意した。「レギュラータイプ」と比較すると、アームホール巾がマイナス1cm、ウエスト巾がマイナス2cmという細身のタイプを用意した。また、ボクサーブルーフには、ロングボクサーも用意し、レギンスは7分丈、10分丈を揃えるなど、ボトムスの品揃えも充実させた。生地と衿元を色違いにしたバイカラーの長袖のトップスと上下で組み合わせて様々なカラーや柄のバリエーションが楽しめるようにもしてある。
イオンリテールの衣料商品企画本部インナー商品部の部長である堀内新吾氏は、「新素材の採用によって、暖かさの体感や着心地は一段と良くなりましたが、販売価格は昨年と同じ価格帯で提供します。販売数量も昨年と同等を計画しています。衣料品で過去最大の1150品目、くらしの品120品目を合わせて1270品目という品揃えで提供する“トップバリュ ピースフィット”で、お客さまに快適な秋冬を過ごしていただきたい」と、新ブランドの定着をめざす秋冬ものの発売に期待を込めていた。(編集担当:徳永浩)
イオンは2014年10月10日から、機能性商品「トップバリュ ピースフィット」の秋冬ものを全国のイオン、ダイエー、マルナカなど1100店舗で本格的に展開する。
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2014-10-09 18:30