高純度化が朝方に買われる、9月中間期営業益は10%増益と観測

 日本高純度化学 <4973> が朝方に急伸。寄り付き直後に36円高の2340円まで買われる場面があったものの、その後は全体市場の下げにツレ安し、小幅安に押し戻されている。  同社の9月中間期営業利益が、営業減益予想となる4億円から一転、6億円(前年同期比10%増益)程度に拡大したもようと、10日付の日本経済新聞が報道。買い材料となった。  自動車部品のコネクター向けやスマートフォン部品向けの需要増で、貴金属めっき薬品の売上が拡大。パラジウムの価格上昇も寄与したとみられる。また、サーバー用金めっき薬品において、想定ほどの落ち込みが見られなかった点も計画超過の要因となったもようだ。(編集担当:片岡利文)
日本高純度化学が朝方に急伸。寄り付き直後に36円高の2340円まで買われる場面があったものの、その後は全体市場の下げにツレ安し、小幅安に押し戻されている。
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2014-10-10 10:00