レノボ 法人向けPCの一部機種を日本で生産へ=中国メディア

中国メディアの中関村在線は9日、日本メディアの報道をもとに、中国の聯想集団(レノボ)がこのほど、NECとの合弁期間を2026年まで延長することを発表したと紹介。さらにノートパソコン「レノボ」ブランドの生産を2015年から日本国内で行う計画だと伝えた。
記事は、レノボが日本国内で販売している製品はすべて中国で生産されていると紹介する一方、「レノボ」ブランドの法人向けノートPCの一部を山形県米沢市にあるNECの工場で生産すると伝えた。
続けて、レノボがこれまで2週間ほど必要としていた納期は日本国内で生産することで1週間前後にまで短縮できると紹介。レノボはこれまで納期の長さによって失注したことがあったとしたうえで、「日本の人件費は高いものの、レノボ側は日本で生産することで効率を向上させることができ、結果的に販売台数の増加につながると考えている」と紹介した。
中国メディアの太平洋電脳網は9日、「日本製」と言えば中国人消費者にとって「高品質の証」だとし、日本の生産における効率の高さも「他を寄せつけない」などと伝え、レノボが日本で生産する計画のノートパソコンに高い期待感を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Bogdan Ionescu/123RF.COM)
中国メディアの中関村在線は9日、日本メディアの報道をもとに、中国の聯想集団(レノボ)がこのほど、NECとの合弁期間を2026年まで延長することを発表したと紹介。(イメージ写真提供:(C)Bogdan Ionescu/123RF.COM)
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2014-10-10 10:30