【株式市場】NY急落のため手控え気分強いが「エボラ熱」関連株など活況高

◆日経平均の前引けは1万5326円67銭(152円26銭安)、TOPIXは1243.03ポイント(17.75ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり15億5866万株   10日前場の東京株式市場は、NY株式が今年最大の下げ幅になる334ドル安のため日経平均の先物が下げ、日経平均は朝方一時218円98銭安まで下げる場面があった。ドイツの貿易統計の悪化などを受けて欧州景気の後退懸念が強まり、米国の量的緩和が10月中に終了することなどと合わせて不透明感が強まったため、トヨタ自動車 <7203> やファナック <6954> などの主力株は軒並み下落した。   ただ、ソニー <6758> は音楽事業会社とエイベックス・グループHD <7860> との提携などを材料に堅調で、無料通話アプリ「LINE」が提携を発表したグリー <3632> も高い。「エボラ出血熱」を思惑材料にバイオハザード設備の日本エアーテック <6291> が連日急伸となり、業績予想を増額したイグニス <3689> (東マ)なども高い。   東証1部の出来高概算はミニ先物とオプションの清算値(SQ)算出のため増加し15億5866万株、売買代金は1兆4765億円。1部上場1832銘柄のうち、値上がり銘柄数は125銘柄、値下がり銘柄数は1661銘柄だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万5326円67銭(152円26銭安)、TOPIXは1243.03ポイント(17.75ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり15億5866万株。
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2014-10-10 13:00