プレナスの目標株価を国内証券が引き下げ
プレナス <9945> に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が9日付でリポートを発行、目標株価を引き下げた。
プレナスは9日引け後に今2月期の8月中間期決算を発表、営業利益は前年同期比11.8%減に落ち込んでいる。中間期の利益急減について、同リポートでは「5月以降の想定以上の人件費増が要因」と見ており、これらのコスト増を売上面でカバーできなかった点を指摘する。
また、プレナスは今15年2月期予想を下方修正し、営業利益は92億円から80億円(前期比0.7%増)に減額している。同リポートでは業績見通しを会社計画と同額引き下げており、人件費増の影響は3Q以降も続くと見ているものの、米価安のメリットや、既存店売上高の持ち直しもあり「修正後の会社計画の利益は達成可能」と見通している。
同証券による投資評価は「ホールド(中立)」を継続、目標株価は2400円から2200円に引き下げた。
プレナスの10日の終値は、前場に349円安の2089円まで下落。3月19日に付けた年初来安値2185円を大きく割り込んでいる。(編集担当:片岡利文)
プレナスに対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が9日付でリポートを発行、目標株価を引き下げた。
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2014-10-10 13:15