トーヨーアサノが8月中間期の営業益を上積み

 トーヨーアサノ <5271> が10日午後1時に今2月期の8月中間期業績を開示。通期業績予想を修正している。  中間期の売上高は前年同期比2.9%減の62億8600万円、営業利益は同7.9%増の3億9300万円で着地。従来予想と比較すると、売上高は3億円弱、営業利益は1億3000万円程度の上積みとなった。  コンクリート二次製品事業や工事事業が予定より進ちょくしたことや、これらの事業で収益性を重視した選別受注に注力したことが奏功したという。  また、通期業績予想については、売上高は130億円(前期比1.8%減)と従来予想とほぼ同額を見込んでおり、営業利益は5億2000万円から6億円(同10.3%増)に増額した。下期以降の原材料費、工事原価や労務費の上昇、採算性の低い大型物件の出荷などを考慮しており、下期のみでみると事実上の減額修正となっている。  トーヨーアサノの10日の株価は、前場は軟調に推移していたが、業績発表直後に買い戻され、午後1時には12円高の289円まで上昇している。(編集担当:片岡利文)
トーヨーアサノが10日午後1時に今2月期の8月中間期業績を開示。通期業績予想を修正している。
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2014-10-10 14:00