韓国で「化粧品広告」の取り締まり強化へ=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済(華字版)は8日、韓国の食品医薬品安全処(MFDS)が「化粧品法」の改正を通じて、虚偽の効果を謳った疑いのある化粧品広告に対して取り締まりを強化する方針を発表したことを伝えた。  記事は、韓国では近年、虚偽の効果を謳う広告が増えているとし、2009年には247件だった虚偽広告が13年には2万1347件まで急増していることを紹介。  韓国の現行の化粧品法では、化粧品広告で虚偽の効果を謳った場合、「1年以下の懲役もしくは1000万ウォン(約100万円)以下の罰金」が科されるが、改正案では罰則を「5年以下の懲役もしくは5000万ウォン(約503万円)以下の罰金」へと引き上げる見通しだという。  また記事は、改正案では化粧品法に違反した当事者が3年以内に再び違反した場合、1年以上5年以下の懲役と商品の販売価格の4倍以上10倍以下の罰金を科すと明記されると伝えた。  さらに、韓国ではすでに化粧品の成分表示などに関する規則も施行されていることを紹介、化粧品の容器や包装、説明書、広告に対する具体的な規定を定め、使用できる言葉なども規定されていると伝えた。続けて、成分表示や広告に関する規則と合わせ、「化粧品法」を改正する意図として、「韓国の化粧品市場の信頼度を向上させるため」との見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディアの亜洲経済(華字版)は8日、韓国の食品医薬品安全処(MFDS)が「化粧品法」の改正を通じて、虚偽の効果を謳った疑いのある化粧品広告に対して取り締まりを強化する方針を発表したことを伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-10-10 16:00